美術品展示館 第29回企画展「モノクロームの世界 新収蔵作品と久保貞次郎の版画コレクション 」


1.開催趣旨
 モノクロームとは、「一つの色」を意味し、美術では、単色画、単彩画をさします。本展では、真岡市収蔵作品の中から、様々な版画技法で描かれた、主に白と黒によるモノクロームの表現を紹介いたします。久保貞次郎コレクションの多彩な版画作品をはじめ、2020年にご寄贈いただいた久保卓治の銅版画8点も公開いたします。

 色彩あふれる現代にとって、モノクロームの表現は、一見簡素な印象を受けるかもしれません。しかし、その制作過程や作家の意図を読み解いていくと、驚くべき技量とエネルギーが宿っていることがわかります。色のコントラストと、その間にあるグラデーションによって描き出されるイメージや質感、空間、光と影などの表現は、実に豊かな広がりを見せてくれます。久保コレクションの多様な版表現を通して、奥深いモノクロームの魅力に迫ります。

〈出品作家〉※五十音順
岩埼巴人、北川民次(きたがわたみじ)、木内克(きのうちよし)、久保卓治(くぼたくじ)、島州一(しまくにいち)、殿敷侃(とのしきただし)、中林忠良(なかばやしただよし)

2.開催期間
2021年6月17日(木曜日)~8月2日(月曜日)

3.休館日
毎週火曜日

4.開館時間・入場制限
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため入場制限を行います
・開館時間
 9:00~18:00(最終入館17:30)
・入場制限
1.館内における人と人との十分な間隔が確保できるよう人数の制限をさせていただきます。
2.体温を自宅で検温の上、ご来館ください。体調不良者、37度5分以上の方の入館はお断りさせていただきます。
3.入場者の所在確認として、氏名、住所、電話番号、入館時間等を受付票に記入していただきます。
4.入場の際、マスク着用をお願いいたします。マスク着用がない方の入館はお断りさせていただきます。
5.入口での手指消毒をお願いいたします。
6.新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のインストールにご協力お願いいたします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

5.入館料
無料

6.開催場所
久保記念観光文化交流館 美術品展示館

〒321-4305 真岡市荒町1105番地1

電話番号:0285-82-2012

7.主催
真岡市教育委員会